プーリー

歴史

プーリーおよそ1000年前、東方からの流浪の民がプーリーをハンガリーに持ち込みました。小さな牧羊犬としてハンガリーでは何世紀にも渡って飼われ、今でも非常に人気があります。チベタン・テリアとさまざまな点で似ています。プーリーはチベタン・テリアから枝分かれした犬種です。ハンガリー国内の戦乱中、プーリーは絶滅の危機に瀕したこともありましたが、エミール・ライツィッツという人が血統を立て直しました。明るい毛色のタイプはかつては羊の番に、暗色のタイプは羊を追い立てる役として飼われていました。羊は暗色の犬によく従うからです。プーリーは警察犬、服従競技用の犬としても成功を収めています。アメリカン・ケンネル・クラブ(AKC)に登録されたのは1936年のことです。

特徴

がっちりした、毛むくじゃらの犬。被毛はコモンドールのようにフェルトの長い紐のように垂れ下がっています。成犬の被毛は地面に着くほどです。毛色は色あせたようなブラックが多いのですが、グレー、ホワイト、さらにまれにアプリコットの場合もあります。尾は背中につくくらいカールしています。アーモンド型の目はダークブラウンで黒い縁どりがあります。中サイズの耳は垂れ耳で、被毛の中に埋もれて見えます。

飼育のポイント

ショードッグや屋内にいるワンちゃんの場合は、この変わった長い紐のような被毛はこまめなグルーミングを必要とします。乾かすのにも大変時間がかかるでしょう。噛み癖があるかもしれません。泳ぐことが大好きです。

性格

エネルギッシュで防衛本能旺盛。最高の番犬です。活発で勇敢。自立心旺盛で頑固な面もあります。家族には愛情深く接します。短気な面があるので、小さなお子さんのいらっしゃる家庭では、避けたほうが無難です。質の悪いブリーダーから購入したり、しつけを怠ったプーリーは、威張り散らす犬になってしまいます。