パピヨン

歴史

パピヨンパピヨンは16世紀のドワーフ・スパニエルの子孫と考えられています。パピヨンは王室や貴族の間で人気がありました。実際、マリー・アントワネットが断頭台へ連れて行かれたときにパピヨンと一緒だったと言われています。ポンパドール夫人も2頭を飼っており、ルイ14世の宮廷に数多くのパピヨンが売られました。またパピヨンはワトーやルーベンスの絵にも描かれています。現在は家庭犬として飼われていますが、服従競技をさせても、非常に優秀な成績を納めます。

特徴

パピヨンはかわいらしく、ほっそりとした骨格をもつトイ・スパニエル種の犬です。通常強く健康で、機敏で知性あふれる表情をしています。「パピヨン」という名前はフランス語で蝶々という意味で、耳が蝶の羽に似ているところからきたものです。耳は立ち耳または垂れ耳(ファレーヌ:蛾の意)です。つやのあるしなやかな毛は、胸のあたりでふわふわとフリルになっています。羽毛で覆われたような尾は背中の上に巻き上がっています。耳には飾り毛があり、脚の裏側は羽毛で覆われたようになっています。マズル(鼻口部)は短く、ややとがっています。毛は白く、色付きの斑点があります。白以外の場合には、両目両耳の後ろから前部までが同じ色でなければなりません。

飼育のポイント

パピヨンは時に飼い主に対する独占欲が強くて来客を嫌い、嫉妬心をむきだしにすることがあります。グルーミングは毎日してあげましょう。血統によっては神経質でピリピリしていて臆病なこともあります。華奢でこわれそうに小さく、血統によって膝蓋骨脱臼や骨折を起こしやすい体質のものもいます。トイレトレーニングに苦労する場合もあります。歯は定期的な手入れが大切で、歯石をとり除く必要があります。とても清潔なので体臭はまったくありません。

性格

温和で愛情深い犬です。服従競技の訓練が得意です。元気、活発でチャーミング。遊びが好きで楽しい性格です。同時に、穏やかでがまん強く、温和で威厳があります。冷静で静かな面も。抱かれるのが大好きですが、外で元気に遊びまわるのも好きです。