ダックスフンド

歴史

ダックスフンドこの犬種についての世界で初めての記述は、5000年以上も昔のもので、エジプトのファラオの墓から発見されています。自然発生した足の短い変種から、体長が長くなるように改良されました。巣穴の中の動物、特にアナグマ(ドイツ語で「ダックス」)を掘り出すためです。さらに小型の犬種は、巣穴の中のウサギを追い立てることができました。今でもウサギや小さい獲物を狩るのに使っている国もあります。またアメリカではアメリカン・ケンネル・クラブ(AKC)によるフィールド競技が行われます。しかし何といっても家庭犬として多くの人から愛されています。

特徴

体長が長く、背の低い犬です。脚は短くて力強く、長いマズル(鼻口部)は先が細くなっており、あごと歯がとても強いです。毛質はスムース、ロング、ワイアーの3種類があり、サイズもスタンダードとミニチュア(約28cm以下)の2種類があります。通常、毛はレッド単色、黒とタンの2色、チョコレート色、イノシシのまだら模様の組み合わせなどさまざまです。耳は垂れていて、暗色の目はアーモンド型。鼻の色は黒が好まれます。歯はシザーズバイト(上歯が下歯にややかぶさるはさみ状の噛み合わせ)。胸骨は目立っており、地面を掘る力強さを表しています。前肢の先はすこし外向きになっています。前肢の狼爪はそのままでもいいですが、ショーのためには後肢は必ず切除されます。

飼育のポイント

大変人気があるので、よくない気質のワンちゃんも市場に出ています。子犬を選ぶときは気をつけてください。旅行にも連れて行けます。太りやすいので、食事を必要以上にあげすぎないでください。トイレトレーニングに苦労することがあるかもしれません。穴を掘ること、ほえることが好きで、体のわりに大きい声が出ます。怒らせると噛みつきます。世話がしやすく、短毛の犬ならグルーミングもほとんどいらないので、高齢者に向いています。ロングとワイアーの場合はグルーミングが必要になります。他のペットとは何も問題ありません。腰の椎間板ヘルニアになりやすく、そのほか心臓病、尿路感染症、糖尿病の恐れもあります。