ソマリ
紹介文
やや丸みのある三角の顔は大きな耳をもち、大きなアーモンドの目は輝いて、表情に富んだ利発な顔立ちです。洗練された筋肉質な体形、オスライオンに似たゴージャスなエリ巻きと、キツネに似たふさふさした尻尾が自慢です。ティックドタビー(1本1本の毛が濃淡に染め られ、全体では綾織物のイメージ)の毛色は、ラディ、レッド、ブルー、フォーンの4色が認められています。
原産国
イギリス
発祥年数
1930年代
歴史
血統管理のされない頃、1930年代にイギリスでアビシニアンの長毛種として登録された記録があるように、短毛のアビニシアンの一部の系統から、ごく稀に長毛の猫が生まれることは、古くから知られていました。そして、長い年月の間、時折生まれる子猫もアビニシアンの血統登録からは除外されていましたが、ブリーダーたちの努力で改良が重ねられて、1978年、独立した猫種「ソマリ」としてCFAで公認されると、急速に愛好者の増加がみられました。近年、日本では愛好者のグループによる繁殖活動で、レベルの高い猫が数多く生まれ、世界に誇れる猫種になっています。
特徴
洗練された筋肉質な体形、アーモンド形の目をした利発な顔立ち、オスライオンに似たゴージャスなエリ巻きと、キツネに似たふさふさした尻尾が自慢です。特徴のあるティックドタビー(1本1本の毛が濃淡に染められ、全体では綾織物のイメージ)の毛色は、ラディ、レッド、ブルー、フォーンの4色が認められています。
目の色
ゴールドからグリーン
毛の種類
中毛(短毛の部)
毛色
ラディ、レッド、ブルー、フォーンの4色
毛の特徴
被毛は中くらいの長さですが、特にエリの毛はゴージャスで、オスのライオンのタテガミに似て、尻尾は長い毛がふさふさして「キツネの尾」と呼ばれています。特徴的なティックドタビー(1本1本の毛が濃淡に染められ、全体では綾織物のイメージ)の毛色は、ラディ、レッド、ブルー、フォーンの4色が認められています。
外観特徴
胴体はよく発達した筋肉質で、今にもジャンプするような体形、脚は、ややほっそりとしています。やや丸みのある三角の顔は、大きな耳と、大きなアーモンドの形の目をして、その輝くは表情に富んでいます。
性格
アビシニアンから生まれた長毛猫は、やや長めのシルキーな手触りの毛で、味わいのある毛色をしています。
飼主との相性
周囲の変化にもとても敏感で、行動も活発でなんにでも興味を示し、性格にはむらがなく、誰にでも愛される陽気さをもっています。
飼い方
ソマリは活発でよく遊びます。ビニール製の紐などを口にしないように注意してください。
トリミング
油っぽい毛質の猫は、毎日のクシ入れだけでは美しさが保てません。シャンプーをするときには、油落としのために、人間用のメイク落とし水溶性クリームが便利です。
選び方のポイント
猫のレベルをみるのは初心者には難しいので、繁殖を目指すのなら、ベテランのブリーダーと知り合うと、ペットタイプからショータイプまで、希望を伝えれば紹介してもらえます。また、良いグループに加わることが大切です。