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サモエド

サモエド

歴史

サモエドサモエドは中型から大型の北極圏に住む白い犬です。名前はシベリアの先住民、サモエド族に由来しています。サモエド族は何世紀にもわたってこの犬を飼い、放牧、狩り、ベッドを暖める役に使いました。そりを引く犬として使われ出したのは1800年代後半のことです。そのためシベリアン・ハスキーやアラスカン・マラニュートほどそり引きに向く犬ではありません。サモエドが毛皮商人の手によって英国に紹介されたのは、1800年代後半のことです。その後、この犬は極地探検に使われるようになり、アムンゼンの南極点到達のときにも同行しました。今日ではサモエドは人気のコンパニオンドッグ(伴侶犬)、セラピー犬、ショードッグとなっています。

特徴

活発でパワフルな北極犬で、逆三角形の幅広の頭をしています。体長は体高よりやや長め。屈強な体で胸板は厚く、後躯の筋肉は発達しています。目と鼻は暗色。ぴんと立った耳は三角形で先が丸みをおびています。長くふさふさした尾はスピッツと似たカールで背中にかぶさっています。暗色の唇は上向きになっていて、笑っているような顔に見えます。大きな足は極地の過酷な自然から身を守るため、毛で覆われています。非常に厚いダブルコートの被毛は白。純白が望ましいとされていますが、クリームおよびビスケットのような色も認められます。被毛は美しく銀色に輝いています。このワンちゃんの毛皮は寒さに強いので、サモエド族の人々は服の材料にしました。

飼育のポイント

放浪癖のある犬もいます。ふわふわしたダブルコートの被毛にはこまめなブラッシングが必要ですが、入浴させなくても白さを保っています。換毛期にはたくさん毛が抜けます。噛みぐせがあります。長時間独りで放っておかれると、暴れる可能性もあります。他のペットと一緒にしても大丈夫です。たくさん吠えます。股関節形成不全と進行性網膜萎縮症(PRA)には注意が必要です。皮膚疾患にもかかりやすい犬です。背中に物を乗せて運ぶのも得意。サモエドはアメリカン・ケンネル・クラブ(AKC)のハーディング・グループに入っていませんが、AKCハーディング競技会に参加することができます。

性格

やさしく平和的で、威厳のある犬。非常に献身的です。ひとりの主人に仕えるのを好みますが、誰にでもなつきます。明るく友好的、遊ぶのが好きです。非常に頭がいいのですが、従順性をつけるための訓練に対しては、頑固に抵抗することがしばしばあります。厳しく根気よくしつければ従います。

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